<< 1月25日(日)多良縦走訓練① 1月11日(日) 長崎七高山(前編) >>

1月18日(日) 英彦山

【日  程】2015.01.18(日)
【登った山】英彦山(福岡県添田町)
【コ ー ス】別所駐車場→奉幣殿→四王寺の滝→南岳→上宮(中岳)→奉幣殿→駐車場
【天  気】晴れ
【メンバー】Jimny(L)、mimimama、よー、Guobin、マリ 計5名
【レポート】マリ

日本三大修験場と言われる英彦山へ行ってきました。
今日は5人、英彦山へ初めて登るのは、私を含め3名です。
長崎を7時に出発しました。
この日は気温がずいぶんと下がり、冷え込みました。
杷木ICから一般道を進み、小石原の道の駅へ立ち寄りました。
英彦山へと向かうこと、昨年の秋に鷹ノ巣山へ行った記憶が蘇ります。
連続カーブを上り、英彦山の登山口である銅鳥居の前を通過し別所駐車場へ到着。
気温は低いが青空がきれいです。準備をして出発です。(9:35)
地図とコンパスで現在地を確認しながら進みます。
d0326888_12524610.jpg

今日は冷えていて、なかなか身体も温まりません。
しばらく車道を歩き、お土産店前を通り、奉幣殿へ続く参道へと進みます。
d0326888_12535376.jpg

【宝篋印塔と高浜年尾の句碑】
1817年に熊本の豪潮律師という偉いお坊さんが全国を廻って立てたうちの一基だそうです。
横に高浜年尾の句碑もありました。
d0326888_12544921.jpg

石畳や石段が続き、両側にはたくさんの坊舎跡、句碑や詩碑が見られ、修験場の山であったことを偲ばせている参道をゆっくりと登りました。
江戸時代の最盛期には、俗に「彦山三千八百坊」といわれ、3,000人の衆徒と坊舎が800を数えたとか。
d0326888_12572777.jpg

参道の両脇には、たくさんのミツマタが咲いていました。
しゃくなげの株もあり、しゃくなげの時季も気になります。
d0326888_12575517.jpg

杉の大きさにも驚きながら、階段を登ること、奉幣殿見えてきました。
ここ奉幣殿まではスロープカーが参道と並行する形で走っている。
d0326888_12585945.jpg

d0326888_12593293.jpg

奉幣殿に到着。
こけら葺きの大屋根の大きさは見事でした。
うっそうとした木々が物音を吸い込み、深い静寂の気配をただよわせている。
d0326888_1301747.jpg

境内の朱塗りの柱と正面に下がった大きな鈴が目立った。
昔、日照りつづきで苦しんでいたとき、勅願による雨乞いの霊験があり、お礼に鈴を神社に奉納した伝説があるとか。
d0326888_1311081.jpg

登山者姿の方がぼちぼちと増えてきた。
案内標識で今日のルートをもう一度確認。
英彦山にはたくさんのルートがあるようで、初めての私は、どれも気になります。
d0326888_1322370.jpg

今日の登山の無事を祈願し、奉幣殿横の鳥居を潜り、上宮直登コースと鬼杉方面コースに分かれます。私達は鬼杉コースの四王寺の滝を目指します。
d0326888_1351658.jpg

登山道へと変わり、嬉しくも、なだらかなアップダウンがしばらく続く。
今日は霜柱で足元の土が凍っている。
d0326888_136610.jpg

奉幣殿から登ってくること、添田町の町が見えました。
d0326888_137616.jpg

分岐で地図を確認します。
d0326888_1382539.jpg

ここで、しばしの休憩タイム。今朝、道の駅で珍しいものを発見!
 “柿のドライフルーツ” 杷木は柿で有名です。
干し柿よりドライな感じで美味しい!
d0326888_1391560.jpg

小さな沢も渡り進むこと、四王寺の滝への分岐を見つけました。
滝は凍っているのかな? 
ここからは一般登山道ではないらしく、辺りには「危険」の文字や看板が。
急な登りになるらしく、気合いを入れて登ります。
d0326888_13101226.jpg

だんだん、急な登りとなり、残った雪で薄っすらと白くなってきた。
今日は、凍っている状態、石の上に乗ったら滑ります。気が抜けない。
沢の音を聞きながら、一歩ずつ高度を上げ、登山者とも すれ違うようになってきた。
ここにもまた 「危険」の案内が。
d0326888_13204841.jpg

ごろごろとした不安定な石の登りが続き、浮き石がないことを確認しながら登る。
d0326888_13214498.jpg

おっ! 滝が見えてきた 大きな滝だ!
凍っているのが遠くからでも見える。
d0326888_13234873.jpg

だんだん、近づくにつれ滝の高さに驚かされる。
狭い登山道を離合しながらカメラポイントを見つける。
d0326888_13243547.jpg

期待したほど、凍っていなかったけれど、太陽の光に照らされ、氷が光って見えるのがきれいだった。溶けかかった氷が落ちてくるので危険だ、長居はせずに先へ進むことにした。
次は鬼杉を目指す。ここからもまた危険な箇所が続くようだ。急な登りとのこと。
d0326888_1325411.jpg

他のPartyとも前後しながら進む。岩場も出てきて先が渋滞しているようだ。
今日は凍っており思うように登れない。
ぬかるんだ箇所もあり、スズタケを掴みながら、やぶ漕ぎ状態もあった。
d0326888_13284938.jpg

南岳への急な登りが凍ってしまい、場所によってはアイス板状態だった。
前方のPartyも苦戦しているようで渋滞となっている。
登山道が狭く、アイゼンを装着する場所もない。
滑る足元を辺りの木々を掴んで渋滞の解消を待ち進んだ。
d0326888_13293298.jpg

ストックも刺さらずに生きている樹木やスズタケだけが頼りでやっとの思いで南岳へ到着した。
d0326888_1330876.jpg

山頂では、昼食休憩とした。
今日は青空で視界が良好だ!気持ちがいい。
遠くに阿蘇山の噴煙が見えた。
d0326888_13304322.jpg

左奥に白く見えるのは大分の九重連山、由布岳。
d0326888_13312010.jpg

これから行く、英彦山上宮の中岳も見えた。
d0326888_13314247.jpg

南岳への登りで思いのほか、時間を費やしてしまった。
鬼杉は次の機会にまた来ることにして中岳へと進む。
ここからは急な下りである、危ないのでアイゼンを装着した。
d0326888_13315962.jpg

上宮へと到着した、ここは遮るものがない。
またまた展望が素晴らしい!
d0326888_13324285.jpg

先ほどの南岳から見えた九重、阿蘇もはっきりと見えた。
d0326888_13332062.jpg

雲の上から雲仙普賢岳もお顔を出していた。
今日は本当に天気に恵まれました。
d0326888_1334075.jpg

大展望も満喫し、ここからは一般道で奉幣殿へ戻ることに。
登山ばかりかと思っていたら、普通の家族連れの観光客や参拝客ともすれ違う。
足元を見ると普通の靴で登ってきている。こっちの登山道は凍っていないのだろうか?
だんだん、また白くなり凍っている、アイゼンを装着することにした。
着けたり外したりを繰り返しながら下った。
久しぶりの青空の下、冷たい風が気持ち良く、解放感を感じた。
d0326888_1334584.jpg

眼下には添田町の町並みも見えた。
d0326888_13353469.jpg

下りは、自然石で出来た階段の連続だが所々に鎖場もあった。
d0326888_13371120.jpg

辺りの杉の木やモミの木がずいぶんと大きい。
いったい 「鬼杉」って どれほどの大きさだろう??
d0326888_1338524.jpg

階段を下り続け、無事に下宮まで下ってきた。
d0326888_13384145.jpg

奉幣殿に無事のお礼をお参りして英彦山を後にした。
d0326888_13394325.jpg



【感 想】
古代から神の山として信仰されていた霊山と言われる英彦山は、歴史と文化に触れる山行でした。
もの静かな石畳と石段の参道が長い歴史を感じさせ、山道の両側に坊舎跡や句碑など名所跡が残っていました。
今回は四王寺の滝をテーマに登り、期待したほどの滝は見られなかったけれど、滝の高さに驚かされ、溶けかかった氷柱が太陽の光で照り美しく十分に楽しませてもらいました。
途中、登山道が凍っていて厳しい登りもあったけれど、アイゼン無しの凍った道での歩き方は、いい経験になりました。
南岳、上宮(中岳)での展望も素晴らしく、昔の山伏たちが修行した窟が、今なお、点在すると言われる玉屋神社、大南神社、鬼杉にも、是非、行ってみたいと思います。
たくさんのルートがあるようで、秋に行った豊前坊の高住神社も含め、知れば知るほど、奥深い山なんだろうなと思いました。
霧氷が付いた冬景色の英彦山、新緑の英彦山、四季折々とまた訪れてみたいです。
そして、自分の頭中の地図が合体したら、いつか、犬が岳、鷹ノ巣山など縦走もしてみたいと思います。
青空のもと、九州の山々を眺めることが出来て楽しい山行でした。

 山の形、方角で山の名前が分かるようになりたいな~♪ (^。^)y-.。o○
[PR]
by yamabito80110 | 2015-01-19 13:25 | ハイキング | Comments(2)
Commented by yamabito80110 at 2015-01-19 15:08
格調高いレポートでしたね。
山を歩きながら同じ感動を共有できることがとても嬉しいです。
Commented by mimimama at 2015-01-20 00:00 x
英彦山のレポート素敵です。
厳しいだけでなく、歴史のある山登りも楽しめたことが、
静かに伝わってきて嬉しくなりました♪
<< 1月25日(日)多良縦走訓練① 1月11日(日) 長崎七高山(前編) >>