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このブログは長崎の登山クラブ「山人」の過去記事です


by yamabito
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七高山巡り Part2

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左に本河内高部ダムを見ながら妙相寺道を歩く。
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国道34号線出て、次の豊前坊を目指す。
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番所バス停先の「岩倉大明神」の鳥居が登山口である。
石段が続きの住宅街の細い道を登っていく。
上まで民家が立ち並び、この階段で生活されていると思うと感心します。
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やがて民家が途切れ登山道へと変わっていく。
赤い鳥居で岩の中に祭られた岩倉大明神の前を通ると分岐の案内がでてきた。
「ノーマル」と「プチバリエーション」コースである。
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大きな岩場が現れた。「豊前下虚空蔵堂」お地蔵さんが祭られ、壁には仏像が彫られてあった。辺りがぐるりと高い岩で囲まれ神秘的だった。
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岩場も無事にクリア。
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途中に岩登りの練習場所があるとの事で、ちょっと寄り道を。
他の山岳会がここで練習をされているそうです。
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みんな興味津々 「今度、登ってみたいね~。」
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豊前坊神社へ到着。 あれ飯盛神社??
またの名を飯盛神社とも呼ぶみたい。
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奥に ちゃんと「豊前坊神社」とありました。
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神社から下ると、鉄製の錆びた鳥居で出てくる。
右奥に鉄塔が立つ山が見えた、あそこが英彦山だ。
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石に何か 彫ってある。この階段を上がると、壊れそうな木製の鳥居があった。
英彦山神社である。(写真撮り忘れ)英彦山山頂かな?と思い気や、また下る。
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下った先には「彦山386m」の標識が。13:10
「英彦山」じゃなくて「彦山」だ。下ってからの山頂っておもしろい。
4つめの英彦山には、市街地からも見える大きなテレビ塔があった。
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さらに下ると 展望が素晴らしい岩場がある。
これで疲れも吹き飛びます! 今日はここで昼食休憩。
正面には、これから登る愛宕山が待ってくれているようだ。
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お腹も満たし、残すは3つの愛宕山、風頭山、若宮稲荷神社を目指す。
13:40出発! 下りは、林道への分岐があり、竹薮らしき道も通る。
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住宅街へと抜けたがここの住宅地をどう通ったか?もう忘れた。
正面に愛宕山が近くなった。低山で楽そうな山に見える。
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白木町を下り車道に出たところで、再び住宅街へと進む。
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振り返ると、さきほどの英彦山が見える。
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正面には愛宕山がだんだん近くなってきた。
上に見える白い家まで階段が続き、さらに山頂まで階段とのこと。
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親切にも登山口の取り付きに矢印があった。
ここで、リーダーからオーダーがでた。
「指名メンバーは山頂まで競争!」
『えっ、ダッシュですか?』  「もちろん!」
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勢いよく、階段を駆け上がって行った!
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こちらは、のんび~り ~ルンルン♪~
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コンクリート造りから石段へと変わる。
苔がついた、優しそうに見えるこの石段がきつい!
微妙な勾配に息が上がり、本日、一番の息切れかも・・・。
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山頂に居ました!居ました!ダッシュ組 凄い! nonaさん勝利! 
登山道が二つに分かれて迷ったとか(笑)
ここも愛宕山ではなく愛宕神社でした。ここで5つめ。
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愛宕神社を下ると、長崎医療技術専門校の横道に出た。
ここでちょっと道迷い。住宅地ではいくつもの分岐に出くわします。
矢太桜方面へ細い道を進み、玉木女子高校へ登り、風頭町にでた。
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ほどなくして、6つめの風頭公園に到着。
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龍馬像と一緒に「ハイ ポーズ!」
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最後の「若宮稲荷神社」へ無事に到着。(15:20)
みなさん、長い時間 お疲れ様でした!
所要時間7時間10分(休憩含む)

「七高山巡り」を全く知らなかった私は、江戸時代から伝わるお正月の登山行事として今日まで市民に愛され続けていることに感心しました。この日も、登山姿の方が同じ七高山巡りをされていた。正月明けには、もっとたくさんの方が歩かれるそうだ。
「七高山」との呼び名なので、7つの山を登るイメージだが、山頂に登ったのは、金比羅山、峰火山、英彦山だけであり、秋葉山、豊前坊、愛宕山、風頭山は大権現や神社のことであった。いつもの登山道とは違い、住宅街を通り抜け、車道などを交差しながら、日頃、目にしているあの山、この山、そして耳にはしたことがある神社などをこのような文化に触れながら歩き、名前や場所を知ることができ、おもしろい発見だった。
標高は低い山だけど、登り下りの繰り返しで階段も多く、体力を要する山歩きだったと思う。お正月に家族などで行くのもいいものですね、いつまでも、大切に受け継がれることを願いたいです。

最後に
今回、こうして無事に歩ききることが出来たのは、リーダーのJimnyさんの事前の下見と情報収集のお陰です、ありがとうございました。それでも、いくつか迷うほど、知る人ぞ知るコースだったと思います。
当初は、地図だけでチャレンジしようとしていた私たちは取り付けが分からずに断念していたに違いないです。
同じ道を通れる自信はないですが、来年、是非、行きたいです!

今年も山人にとって 良き一年でありますように ♪

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by yamabito80110 | 2014-01-13 22:06 | ハイキング