5/3-4 根子岳縦走
2014年 05月 07日
【日程】2014.5.3-5.4
【場所】根子岳縦走
【メンバー】Jimny、mimimama、のっしー、momi、マリ、たか、ゆかり (敬称略) 計7名
【天気】晴れのち曇り
【コース】ヤカタガウド登山口→(見晴らし新道)→天狗峰→(日の尾尾根)→ヤカタガウド下山
【レポート】たか
リーダー研修第2回目として熊本県阿蘇郡にある阿蘇五岳の一つ、根子岳の縦走に行ってきました。3日は目的地に早めに到着し、登山口の下見と夕食&キャンプをしました。日中快晴だったせいか、日が落ちるとかなりの冷え込みです。
宴の中それぞれの目標を確認し、明日に備えて就寝しました。
朝は5:30に起床しテント撤収、朝食、装備の確認をして、7:00ヤカタガウド登山口を出発。2012年7月の九州北部大豪雨によりヤカタガウドルートが崩壊しており、見晴らし新道から入山しました。
トップを行くJimnyさん。急登なうえにルートが分かりづらい中、ザクザク進みます。
道中沢山の草花が迎えてくれました。
イワカガミ
ヒカゲツツジ
取り付きまでの道も悪路が続きます。急登あり、ロープあり。しかも足元は滑りやすく、岩は脆く、アプローチと言えども全く気が抜けません。
稜線まで出ると、阿蘇の絶景が広がります。心休まる瞬間です。
天狗のコル、天狗岩がそびえます。
天狗岩
10:30天狗のコル取り付きに到着。登攀準備に入ります。
いざ、登攀開始。Jimnyさんがフィックスしてくれたロープにプルージックノットで通過します。
ラストはのっしーさんです。mimimamaとロープを回収してくれます。
みな無事に天狗のコルを抜けて天狗峰山頂に到着。
これで終わりではありません。この後も厳しい。
早速5mと25mと懸垂下降が待ち受けている。
懸垂下降の準備をするJimnyさん。
25m懸垂下降(熊五郎落し)に挑むゆかり。
同じくmimimama。早かった!
続けてナイフリッジです。
ナイフリッジを行くマリさん。
切れ落ち(通称: 蟻の戸渡り)で待機するmomiさん&ゆかり
5m、10mの壁クライミングが続きます。
いつの間にか雲が広がり、ガスが出てきました。先を急ごう。
崩壊箇所を抜けます。
17:20 予定より遅くなったが、全ての危険箇所を無事に通過することができました。通常装備に戻し、日の尾尾根を下ります。
日の尾峠に到着。林道を歩き、18:40 無事ヤカタガウドに到着しました。
5日にツームシ山登山予定でしたが、天気予報が雨だったため中止し、温泉で汗と泥を流し、夕飯を食べてから帰崎することになりました。
〔まとめ〕
この山行の目的は山人のリーダー部員としての技量を高めるとともに、危険予知、危険回避の能力を高め、結果オーライとは違う山登りの意識を持つことです。
実際、ロープを担いでの縦走は初めてで、この先の道がどのような状況にあるのかも分からぬ中、Jimnyさんの後ろを付いて歩きました。危険箇所は予想よりもはるかに多く、現場の状況と皆の力量を考えてロープを出したりシュリンゲを設置していました。
その時は自分と前後の人の安全確保に必死で余裕がありませんでしたが、その判断はリーダーの最も大切な役割なのだと、本当に皆の命に対する責任を負うものだと感じました。この経験を生かして、冷静で正確な判断が下せるリーダーになれるよう、これからも好奇心旺盛に山と向き合いたいと思います。
【場所】根子岳縦走
【メンバー】Jimny、mimimama、のっしー、momi、マリ、たか、ゆかり (敬称略) 計7名
【天気】晴れのち曇り
【コース】ヤカタガウド登山口→(見晴らし新道)→天狗峰→(日の尾尾根)→ヤカタガウド下山
【レポート】たか
リーダー研修第2回目として熊本県阿蘇郡にある阿蘇五岳の一つ、根子岳の縦走に行ってきました。3日は目的地に早めに到着し、登山口の下見と夕食&キャンプをしました。日中快晴だったせいか、日が落ちるとかなりの冷え込みです。
宴の中それぞれの目標を確認し、明日に備えて就寝しました。
朝は5:30に起床しテント撤収、朝食、装備の確認をして、7:00ヤカタガウド登山口を出発。2012年7月の九州北部大豪雨によりヤカタガウドルートが崩壊しており、見晴らし新道から入山しました。
トップを行くJimnyさん。急登なうえにルートが分かりづらい中、ザクザク進みます。
道中沢山の草花が迎えてくれました。
イワカガミ
ヒカゲツツジ
取り付きまでの道も悪路が続きます。急登あり、ロープあり。しかも足元は滑りやすく、岩は脆く、アプローチと言えども全く気が抜けません。
稜線まで出ると、阿蘇の絶景が広がります。心休まる瞬間です。
天狗のコル、天狗岩がそびえます。
天狗岩
10:30天狗のコル取り付きに到着。登攀準備に入ります。
いざ、登攀開始。Jimnyさんがフィックスしてくれたロープにプルージックノットで通過します。
ラストはのっしーさんです。mimimamaとロープを回収してくれます。
みな無事に天狗のコルを抜けて天狗峰山頂に到着。
これで終わりではありません。この後も厳しい。
早速5mと25mと懸垂下降が待ち受けている。
懸垂下降の準備をするJimnyさん。
25m懸垂下降(熊五郎落し)に挑むゆかり。
同じくmimimama。早かった!
続けてナイフリッジです。
ナイフリッジを行くマリさん。
切れ落ち(通称: 蟻の戸渡り)で待機するmomiさん&ゆかり
5m、10mの壁クライミングが続きます。
いつの間にか雲が広がり、ガスが出てきました。先を急ごう。
崩壊箇所を抜けます。
17:20 予定より遅くなったが、全ての危険箇所を無事に通過することができました。通常装備に戻し、日の尾尾根を下ります。
日の尾峠に到着。林道を歩き、18:40 無事ヤカタガウドに到着しました。
5日にツームシ山登山予定でしたが、天気予報が雨だったため中止し、温泉で汗と泥を流し、夕飯を食べてから帰崎することになりました。
〔まとめ〕
この山行の目的は山人のリーダー部員としての技量を高めるとともに、危険予知、危険回避の能力を高め、結果オーライとは違う山登りの意識を持つことです。
実際、ロープを担いでの縦走は初めてで、この先の道がどのような状況にあるのかも分からぬ中、Jimnyさんの後ろを付いて歩きました。危険箇所は予想よりもはるかに多く、現場の状況と皆の力量を考えてロープを出したりシュリンゲを設置していました。
その時は自分と前後の人の安全確保に必死で余裕がありませんでしたが、その判断はリーダーの最も大切な役割なのだと、本当に皆の命に対する責任を負うものだと感じました。この経験を生かして、冷静で正確な判断が下せるリーダーになれるよう、これからも好奇心旺盛に山と向き合いたいと思います。
by yamabito80110
| 2014-05-07 21:06
| 縦走